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​2024/6/22-7/21

沼津市市庄司美術館
(モンミュゼ沼津)

(展覧会のイントロダクションより) 私は2020年にがんを発症し、生まれ変わりました。オフィスを閉じてからの10年間、自分を見失っていたのです。呆然と過ごしていた日々に思いがけなく出現した両胸のがんは、自分が何をすべきかを明確に教えてくれました。日々を楽しく、幸せに生きること。回復を目指すというシンプルな目標が、暮らしを整え、活力を与えてくれました。そこで出会ったドクターとの対話は、自分を取り戻す源になり、医療関係の皆さんとのコミュニケーションは、日々に楽しみを与えてくれました。がんとの共存生活は生易しいものではありませんが、新たな人々との出会いに大いに支えられています。 治療のかたわら、長年の植物への愛情をアウトプットするため、かねてより計画していた植物画を描き始めました。昔からの友人である井上嘉子さんに見せたところ、出身高校の作品展への出展を勧められ、初めてプライベート作品を公開するに至りました。続いて聖路加第二画廊にて個展を開催し、その反響を糧に、この度のモンミュゼ沼津での展覧会を実現することができました。 この「遠藤和子ボタニカルアート&デザインワーク展」は、「Cancer Diary」をテーマとしたボタニカルアートと、グラフィックデザイナーとして生きた軌跡を振り返る回顧展になっています。私は約30年間、優秀な女性スタッフに恵まれ、生活やホビーにまつわるさまざまなカタログや企画に携わってきました。数々の取材、撮影、深夜に及ぶデスクワークの日々。それらのかけがえのない経験と、数えきれない程の素晴らしい出会いが、今の私を形作っています。 がんを患った今、過去を振り返り、改めて「私は人に恵まれている!」と感じています。 出会ったすべての人に感謝を込めて、この回顧展を贈ります。

After Party

※ご参加いただいた方に限定公開

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6月23日

Family Day

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6月29日

Friends Day

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7月20日

Business Day

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